ぶらり京都-103 [都に降る雪]
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その雪景色を、京都駅前の京都タワーに登り今風の「都の雪」の市内全景を眺め、東山の南禅寺の楼門(三門)から、いにしえの人々の目線でその素顔を眺めてみる・・・
そして寒い日の京都では「南禅寺の湯豆腐どすェ〜・・・」と、京都人の作法に倣ってみよう・・・
京都駅→南禅寺|京都市|Googleマップ
(2016年1月20日撮影)
しんしんと雪が降り積もる京都の街、今風の感覚で描かれた、河原町御池のホテルから見た雪が降る年の瀬、東山魁夷の「年暮る」と・・・
七条通り辺りから東山を望み、胡粉を下塗りし底光りをするような墨色を出し、屋根の雪にまた胡粉を乗せて描かれた、江戸時代中期の俳人で画家の与謝蕪村の晩年の「夜色楼台図」・・・
......................................................... (画面をクリックすると650x 475pixに拡大します) 京洛四季シリーズ|1968年(昭和43) |紙本・彩色|山種美術館蔵 東山 魁夷:Kaii Higashiyama/1908年(明治41年)〜1999年(平成11年) https://ja.wikipedia.org/wiki/東山魁夷 (やしょくろうだいず) ......................................................... (画面をクリックすると1000x211pixに拡大します) 掛軸また掛幅(かけふく)|28cm x130cm|国宝|個人蔵 与謝 蕪村:Yosa Buson/1716年(享保元年)~1784年(天明3年) https://ja.wikipedia.org/wiki/与謝蕪村 |
正面下のJR京都駅から南禅寺へ向かう・・・
南禅寺の三門(楼門)に登り、いにしえ人の目線でその感性の遠き源流を眺てみる・・・
では、京都人にならって?・・・南禅寺で「湯豆腐」をいただく・・・
「湯豆腐 奥丹」南禅寺店 江戸時代創業の湯豆腐の老舗。地下に工場があり、作りたての豆腐料理が堪能できる。メニューはコースのみ。「一通り」は湯豆腐に天ぷら、田楽、とろろ汁、ご飯が付く・・・ 住所:〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町86−30 電話:075-771-8709 http://r.gnavi.co.jp/jvvm1u8n0000/ |
今年は暖かいのか?この雪のなか・・・早、梅も咲き始めた・・・
雪を詠む
「梅の花 降りおほふ雪を 包み持ち 君に見せむと 取れば消(け)につつ」
(万葉集・春雑・詠み人知らず・1833・8世紀)
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(白梅の花に柔らかく降りつもった雪は、梅の花をやさしく覆う。その雪を私のてのひらに包んで、
あなたに見せようと手に取ったところ、積った雪はさらりとこぼれて消えてしまった。このうつく
しさを、あなたにも見せてあげたかったなあ〜・・・)
(以下・参考サイト)
京都タワー Kyoto Tower オフィシャルサイト
https://www.kyoto-tower.co.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/京都タワー
臨済宗大本山 南禅寺
http://www.nanzen.net
https://ja.wikipedia.org/wiki/南禅寺
東山魁夷 「年暮る」 - KIRIN~美の巨人たち~
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/121222/index.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/東山魁夷
「東山魁夷と日本の四季」――山種美術館での没後15年記念展を観る
http://www.d3b.jp/npcolumn/4877
与謝蕪村「夜色楼台図」 - KIRIN~美の巨人たち~
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/101225/
https://ja.wikipedia.org/wiki/与謝蕪村
雪を詠む
http://yamato-uta.hatenablog.jp/entry/2015/02/17/Japanese
「そうだ 京都、行こう。」公式サイト|JR倒壊の京都観光情報
http://souda-kyoto.jp
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