秋の気配が漂う古都・奈良の高畑から、少し小雨降るなだらかな坂をぶらりと登る・・・

曼珠沙華が燃えるように咲き、
柿の実も赤く色づき始め、
秋の七草の萩が野辺に咲く、
いにしえの静かな山里を通り・・・
春には奈良の天然記念物の五色椿や、
萩も有名な「白豪寺:びゃくごうじ」に、
秋を訪ねてみた・・・

(2016年9月23日撮影)








高円山「白毫寺」(びゃくごうじ)
奈良市白毫寺町にある真言律宗の寺院。本尊は阿弥陀如来。開基(創立者)は勤操と伝える。奈良市街地の東南部、春日山の南に連なる高円山の山麓にあり、境内から奈良盆地が一望できる景勝地に建つ寺である。関西花の寺二十五霊場第18番(萩)。
なお、寺号の「白毫」は、仏の眉間にある白い巻毛のことである...
霊亀元年(715年)、天智天皇の第7皇子である志貴皇子の没後、天皇の勅願によって皇子の山荘跡を寺としたのに始まると伝えられる...
境内には他に御影堂、宝蔵、石庭、椿園、万葉歌碑などがある。重要文化財指定の仏像は本堂から宝蔵に移されている...
五色椿(奈良県指定天然記念物)は、東大寺開山堂の糊こぼし・伝香寺の散り椿とともに「奈良三名椿」の一つとして名高い・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/白毫寺






「高円 (たかまと) の 野辺の秋萩 (あきはぎ) いたづらに 咲きか散るらむ 見る人無しに」
笠朝臣金村(かさのあそんのかなむら) 万葉集・231
(高円の野辺に生えている秋萩は、空しく咲き散っているだろうか、見る人もいなくなったいまも・・・)

(以下・参考サイト)
白毫寺 - 観光スポット|奈良市観光協会公式ホームページ
白毫寺. 高円山のふもとにあり、境内からの展望は大変すぐれています。雲亀元年(715 )志貴皇子の没後、その地を寺としたのに始まると伝えられ、鎌倉時代に再興されました。とくに道照が中国から宋版一切経の摺本を持ち帰ってからは一切経寺とも呼ばれ、 ...
http://narashikanko.or.jp/spot/index.php?m=d&id=57
第18番 白毫寺 — 関西花の寺二十五カ所公式ウェブサイト
白毫寺は若草山、春日山に続いて南に連なる高円山(たかまどやま)のふもとにある。 100段余りの古びた石段を上り詰めると、眼下には奈良の町が、正面手前には矢田丘陵、その奥に二上山、信貴山、生駒山などの山並みが見渡せる。 この眺望と共に寺の名 ...
http://hana25.com/?page_id=235
関西花の寺第十八番 白毫寺
寺の近くまでバスを利用したいときは、バス停「白毫寺」を通るバスがあるが、便数は下記の通り非常に少ない。「JR奈良駅前」(3番のりば)を発車するバス時刻(8:00~18: 00時までの間)は次の通り(2006年4月24日改正、2006年5月現在)。なお、バスは下記 ...
http://www.y-morimoto.com/hananotera/18byakugo.html
第二巻 : 高円の野辺の秋萩いたづらに
http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/two/m0231.html
高円(たかまと)の野辺(のへ)の秋萩(あきはぎ)いたづらに咲きか散るらむ見る人無しに
http://manyou.plabot.michikusa.jp/takamatono_nohenoakihagi.html
Copyright © 2016 guchini.exblog All Rights Reserved.